オーダーメイド作品【Cosmo Gun -Universe-】

78,800円(内税)

商品の説明


※こちらの作品は、オーダーアイテムとなっており、オーダーメイドを申し込みされた方以外はご購入いただけません。

万一他の方がカートに入れられましても、そのオーダーは無効となります。ご承知くださいませ。



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お客様のオーダーのご希望はこちらでした。↓

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デリンジャーと呼ばれる、手のひらサイズの拳銃の形をしたものを作っていただくことはできるでしょうか。

銃口がワンドの先端部分にあたり、銃身に水晶ポイントかレーザークォーツが忍ばせてあり、銃口から石の先が少しだけ出ているようなイメージです。
撃鉄部分がワンドのおしりにくる部分になっていて、少し大きい石が付いているようなものを想像しています。

ワンドの下の方に、拳銃の持ち手が生えているような感じです。

なぜデリンジャー型にしていただきたいかと言うと、
私はゲームが好きで、その影響です。
ペルソナ3というゲームがありまして、その中で拳銃はペルソナと呼ばれるものを召喚するために使われるのですが、 召喚方法が自分を撃つ事によって発動するものなのです。
その考察に、擬似的に頭を打ち抜くことで”恐怖に打ち克ち内のペルソナを引きずり出す”ことが出来るという説があって、 意思の弱い私としては覚悟を決めるお守りとして欲しいと思っています。

拳銃にこだわる別の理由として、魔弾の射手という語感が好きなのもあります。
オペラとは解釈が違ってしまいますが、
自分の中で魔弾は自分の意思や祈りで、それを狙い定めたところへ放つ事ができるイメージで、
拳銃型ワンドがあればいいな、とも思っています。

妙な注文で申し訳ございません。
是非ご検討をお願い致します。

■作品の希望のサイズ
横13cm 縦10cm ぐらい


■使用して欲しい石

モルダバイト・ギベオン・リビアングラス・ラピスラズリを入れて頂く形でお願いします


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ということで、試作の銃を作った後に、細かな打ち合わせのやりとりを重ね、
全体的なテーマや、銃身に組み込む水晶などをご提案して選んで頂きました。

最初こそ、お客様の希望する銃のテーマやイメージが、二転三転と色々と変化していたものの。試作の銃を気に入っていただけた事で、最終的にはコスモガンのイメージで!ということになり。

そしてさらに今回は、打ち合わせの時点で、石のご希望を含めて、過去最高額くらいのご予算にもなりまして

ギベオン、リビアングラス、モルダバイト

など、一粒使うだけでも値段が跳ね上がる石を使用しつつ。
製作時間も剣を作るよりも二倍くらい時間かかりますんで(汗)

ご予算に関してもある程度の見積もりを出してご説明し、銃に組み込む石も慎重に選んで
制作させて頂きました!

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-Universe-

これは
自分に向けて放つ為の銃。

覚悟を。
勇気を。

指先に込めて。


試すのではなく

ただ。

踏み出す為の、一撃を――。




デリンジャータイプの銃をイメージして制作したこの作品。

全体的なテーマは宇宙やコスモガンをベースに。
覚悟や勇気を出すようなイメージで石を組み込んでいったのですが。

作ってみるととても重たく。強く。
責任感や使命感を帯びた銃に思えました。

銃身のシャンデリアレーザーは、ややスモーキーがかった色合いですが、透明感があり、とても美しい水晶でして。

少し荒々しいギザギザがサイドに刻まれていましたので、
最初に固定した時に、このギザギザが見えるくらいのギリギリの位置で留めつつ。

今回はこのシャンデリアレーザーがちゃんと見えるような透け感を、かなり意識して制作していきました。

土台が完成した後は、シルバーワイヤーの上から、ガンメタワイヤーを重ね、
まずはグリップ部分から石を盛り込んでいきます。


宇宙の暗闇。
先の見えない恐怖を映し出すかのような、
レインボーオブシディアンのリーフ。

漆黒の闇の中に見え隠れする隕石や、宇宙の塵を表すようなブラックダイヤモンドのさざれとアンダリュサイトのボタンカット。

そこにさらに、落とし穴のように突然現れるブラックホールみたいなブラックスピネルのオニオンカット。

そんな暗黒の宇宙から、美しいオーロラをふっと垣間見るようなイメージで、黒蝶貝のペアシェイプカットを配置していました。

退廃的なイメージの暗黒の宇宙。

降り注ぐオーロラの光は淡く。
その淡い光の中を突き進むには、視界はあまりに暗く。

暗黒の宇宙の中でひとり。

孤独の中で朽ちかけた星をひとつ
掴もうとするようなものだ――


ここは太陽系ではなく、誰も知らない、途方も無いくらいの彼方にある宇宙のような感じがしてまして。

本や、知識として知っている宇宙ではなく、まだ誰も見た事のない、全く知らない場所を表してるかのよう。

そして、その暗黒の宇宙の中で。

たった一つの銃を片手に。
銀色の弾を込め、果敢にも宇宙を渡っていくかのようなイメージで。
メテオライトの丸玉と、リビアングラスの5mm丸玉を組み込んでゆきました。

闇の中でも僅かに見えるのは。
宇宙の晴れ間のように輝くラピスラズリ。

夜空のように瞬く煌めきは。
まるで地球にいた頃に見ていた、懐かしい、夜空の記憶の欠片のように銃全体に散りばめられて。

戻れない時を表している。




今回はお客様のご希望で、

”自分を撃つ為の銃 ”

というテーマで、

覚悟を決める、勇気を出す為のもの。

という部分を、かなりフォーカスしているんですが。


この作品の中で、この銃のグリップ部分を掴む時が、1番、覚悟と勇気が必要な感じがしました。


引き金を引く時よりも。
指先をかけるよりも、もっと前。

グリップを握る瞬間は、
まるで先の見えない、暗黒の宇宙を掴む事に似ている。


暗黒というと怖いイメージに感じますが。

この黒い部分というのは、自分の怖れていること、先が見えない恐怖、ネガティヴな側面、デメリット。
太極図の陰の部分のように、マイナスな部分を把握すること。
それを掴むことを覚悟する。

ということなのかなと思いまして。

普通は、良い面を先に見出したり、ポジティブなものを見たいと思うものですが。

この銃では、何故か。
最初の最初に、そのデメリットな部分を直視しないといけない感じなんですね。

朽ちかけた星を掴むように。
今は、それが美しいものには到底思えない。

はたして、掴んで良いものか。と。
尻込みするし、どうしようと戸惑う。

光と闇。

最初から両方見えてたら、躊躇なんてしないのに。


この時点では、ポジティブな部分や、光の部分が見えないか、非常に見えにくい感じなんですよ。

だけどそれでも。

自分の中にある恐怖に打ち勝って
目的や、その先にある希望の為にグリップを掴めるか。

という事を問われるのかなと思いました。


これは個人的に感じたことなんですが。
例えるのなら、遊園地のジェットコースターに近いのかなーなんて思うんですよね。

得意な人もいると思うけど、私はジェットコースター苦手で、どんだけ安全でも、めっっちゃ怖いと思うタイプなんですよ。w

これって、遊園地に遊びに来ても、絶叫系の乗り物の選択肢が減るので、ある意味すごく損だなーと思うし、ジェットコースター得意な人とか羨ましいんですけどね。

勇気や覚悟って、この、ジェットコースター乗るぞ!!て決める時の感覚にも似ている気がするんですよね。

乗ってしまえば後は、その速度がどれだけ早かろうと、怖かろうと、その身を任せるしかないので。
実は、乗るぞ!と決めるまでの方が、めっちゃ葛藤すると思うんです。w

経験してみたら、
意外と大丈夫だったわー!むしろ楽しい!て思ったり。
もう2度と乗らない!てくらい嫌だと知ったり。
それでも、楽しめるようになりたい!と何度もチャレンジしてみたり。

ジェットコースターを乗ったことのある自分と。
一度も乗らなかった自分てのは、
その時点で確実に、選べる選択肢が変わり。世界が広がっている。

例え話でジェットコースターにしましたが、
今まで経験した事のない事に取り組む時って、こんな感覚なんじゃないかなと思うんです。

みんなが、ワー!キャー!と悲鳴をあげながら遊ぶその乗り物も、
自分が乗ってみなきゃ、どう感じるかはわからない。

失敗した!と思うかもしれない。
楽しさや喜びももちろんあるだろうけど。

それは、行動を起こした後だから感じるもので。

その最初の一歩は、めっちゃ怖くて覚悟が要るのかも。


失敗を恐れず
何かにチャレンジする。

グリップを握ること、引き金を引くことが。
その最初の一歩や、覚悟を決めることだとしたら。

暗黒の宇宙を受け入れると、自分の中の選択肢がひとつ増えて。
遊べる乗り物がひとつ、増えるのかもしれません。

決意して乗り込めば、まるでジェットコースターのように勢いがついて、突き進む力が後押しして、どんどん加速していきそうな感じがしました。

それを表すかのように。



撃鉄の部分には、ギベオン+モルダバイトのペンダントを仕入れて組み込んでまして。
仕入れる時にサイズや形がぴったりに感じて、ビビッときたんですけども。

その形とあうように、シルバーワイヤーで羽の形を作りグリップの上下で装飾しています。


宇宙を自由に渡っていける飛翔の翼。
ぐんぐんと、上昇してゆく。

この覚悟の先に、見える景色がある

さあ、

あとはもう、その指で
引き金を引くだけ。


覚悟と勇気を込めて。
銃口からぱーん!と勢いよく飛び出してゆく弾。



銃身の部分は、撃鉄から銃口まで、弾が弾けるようなイメージと。

飛び出した弾が、行き着く先のような感じがしまして。

グリップ部分の暗黒の宇宙から一転し。

この銃身は、宇宙の美しい側面や、輝くようなキラキラした景色を表している感じがしました。



こちらの部分は、
物事のポジティブな側面、恩恵や、先を見通す光など。

同じ宇宙でも、暗黒の中では見えなかったもの。
太極図での陽を表しているような感じなのかなと思いました。

幾つもの流れ星が弾丸になり、光となって先を照らすような、シルバーワイヤーのライン。

撃ち出した弾は自分自身を通り抜け、暗黒の宇宙の先を照らす光の礎となってゆく。

実はこの銃の弾丸そのもののイメージの石は、
私の中ではメテオライトの6mm丸玉と、そして緑のモルダバイトの二つだけでして。

メテオライトは、わりと自分の外側を表している、現実的な側面の弾で。
グリップ部分にも配置した、朽ちかけた星が、高速の弾に変化して飛んで行くイメージに変わります。

モルダバイトは、逆に。
光の宇宙に存在する、自分の精神的な部分や内面を表した弾に見えました。

外側と内側にどちらも作用する一撃。

撃鉄の部分に取り付けた、ペンダントについていた小さなモルダバイトは。

シルバーカラーのワイヤーのラインと共に、六芒星パーツにアイドクレースを盛った、彗星の尾っぽのような弾に変化しまして。

銃口にある、穴なしのブリリアントカットのモルダバイトまで弧を描くように。
宇宙の彼方まで、少し渋い色合いの緑色の光の弾丸が飛んで行くようなイメージで配置していきました。



普通、銃の弾丸は真っ直ぐ飛び出すんだと思うんですが。
この銃の弾丸は、弧を描き、遥か彼方の光の宇宙を閃光のように進んでゆく。

宇宙の煌めきを表すようなラブラドライトと、タンザナイトとアイオライトの微妙な紫のグラデーション。

ここでも、星の輝きや煌めきを映し出すようなラピスラズリ。

青いカラーワイヤーをより線にして合わせ、グリップ部分での哀愁や思い出の夜空ではなく。光の宇宙から見えた夜空を表すように。より、キラキラした感じを強めてみました。

レッドスピネルの赤色は、火星のような赤い星を表していると同時に、
パチパチと火薬が弾けるような勢いを表してる。

そして、ブラックスピネルのオニオンカットは、暗黒の宇宙に在ったブラックホールと同じような雰囲気だったので、一見すると落とし穴みたいな風にも見えるけど。

輝く宇宙の中でより、際立って見え。
これが目のようにも見えてきまして。

もしかしたら、様々な宇宙を突き進むための、飛空挺のような乗り物や、
ジェットコースターみたいなものなのかなーと思いました。w
または、ペルソナっぽい幻獣?のような感じで、背中に跨るのかもしれません。



グリップ部分は闇で。
銃身の部分は光。

全体を見れば
陰陽を併せ持つような銃になり。

無限の宇宙を突き進むかわりに。
その一発、一発がとても重たいイメージ。

たったひとつの覚悟でも、
陰と陽それぞれで宇宙が広がり、
そのバリエーションも無限に広がってゆく。

途方も無い広さの中で足が竦み。
何度も立ち止まる。

はたしてこれでいいのか?
本当に、これでいいのか?

と。何度も自分に問いかける。


前回制作した試作の銃は、
安全性重視のオモチャみたいな感じで、軽くて楽しい銃というイメージだったんですが。

こちらの銃は、
とにかく重たくずっしりとしていて。
デメリットも、メリットも。
どちらも解った上で突き進むような銃だと思いました。


乱発はできないし、
適当に撃つ訳にもいかず。
その一発、一発が宇宙を照らす光となり
自分の行く先を決めて行く。

確実に
その選択肢が、
自分の行く末を左右する。

そう。
自分の中で知っている。


だからこそ、怖い。
わかっているからこそ、怖い。

そんな、自分の中にある恐怖を乗り越え、突き進む為のものなのかなと思いました。


そして、銃を自分に向けるという行為は、どうしても自殺や、
ロシアンルーレットのイメージが強かったんですけども。

ペル〇ナ3を見てからは、私の中ではそのイメージにプラスして

自分を鼓舞する為、
覚悟や決意を示す為のもの。

という感じも強くなったんですよね。

不思議なもので、
例え自分にとって幸せな選択肢であっても、急激な変化の前には物凄く怖くなったり、変化を阻止しようとしたり、やめようとする、立ち止まりたくなるような、反動がきたりしますが。

今回のテーマは、それにプラスして、

誰も見たことの無い宇宙を突き進む

というようなイメージでしたので。

本当に色んな意味で、
強い後押しと共に、決意と共に。

大きな何かを乗り越える為の銃なのかなと思いました。

そして、こんな風にグリップ部分ではかなりの覚悟や勇気を問われてますが。

実は銃身の部分では、委ねるという気持ちがどんどんと大きくなるんじゃないかと思いまして。

引き金を引いてしまえば、もう進むしかなく。

できることは全てやって、
自分の中にある宇宙に、全てを委ねてゆく。

それは、

覚悟して、勇気を出して、
選択した自分を信じることに繋がるんじゃないかなと思いました。

この作品のテーマ自体は、とても重たいのかもしれないけど。

暗黒の宇宙も、
美しい光の宇宙も。

どちらも、自分の中にあるものの比喩なんだと思います。


引き金を引く度に。
覚悟をひとつ、決める度に。

自分の中にこれほどに広い宇宙が。
まだ見たことの無い世界が。
こんなに、大きなエネルギーがあるのか!

と、気が付いて。

少しずつ信じて。
委ねてゆくような感じ。



自分の人生の主導権を取り戻すように。

覚悟を決めて。
勇気を出して。

まだ誰も知らない宇宙を
乗り越えてゆく。


ぐっと握りしめたその銃は
貴方の覚悟の証さ。


この銃と共に。
貴方の中にある

無限の宇宙を
突き進んでゆこう。


Cosmo Gun -Universe-







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【使用している天然石】


シャンデリアレーザー        1石
穴あき水晶             2石
ギベオン+モルダバイトペンダント   1個
メテオライト(ムオニナルスタ隕石) 3石 
モルダバイト            1石(ブリリアントカット)
高品質ラピスラズリ         6石(2.5mmカット丸玉)
リビアングラス           4石(5mm丸玉)

ブラックダイヤモンド        8石(原石さざれ)
タンザナイト            2石+5石(ミニボタンカット+さざれ)
ラブラドライト           3石+8石(5mm+さざれ)
アンダリュサイト          3石(ミニボタンカット)
高品質ブラックシェル(黒蝶貝)   3石(ペアシェイプカット)
レインボーオブシディアン      3石(リーフ)
アイドクレース           2石(ミニボタンカット)
ブラックスピネル          2石(オニオンカット)
レッドスピネル           2石(ミニボタンカット)




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【サイズ表記】

作品のサイズ    縦 約10 cm
          横 約12 cm(最大)



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【ご注意】

※上記の解説は、あくまで製作時に思った事や感じた事であり、このような効果があると保障するものではありません。
購入して頂いた方が、自由に感じるままに使って頂けたら嬉しいです。

※作品はアーティスティックワイヤーを使用した、手作り品ですので、衝撃を与えたり、強く引っ張るなどすると、変形や破損の恐れがありますので取り扱いにはご注意下さい。

※アーティスティックワイヤー(銅線にカラーコーティング加工)を使用しております。
*稀に変色したり、コーティングが剥がれる場合があります。

※写真は明るさなどを加工している為、実物とは多少色合いが異なります。

その他の詳細情報

販売価格 78,800円(内税)