※チェーンは付属しておりません。
※バチカンのみ、サージカルステンレス製のパーツを使用しております。
※こちらの作品は、らくまくワイヤーを使用しております。
アクセサリー制作用ワイヤーですが、アーティスティックワイヤーとはまた違う光沢や質感があります。
コーティングも剥がれにくいらしく、丸線と角線を混ぜて、使用してみました。
【使用している天然石】
クロムダイオプサイト 1石(宝石質ブリリアントカット)
アイオライト 3石 (ミニボタンカット)
アクアクリスタル 2石(ミニボタンカット)
ホワイトトパーズ 3石(ミニボタンカット)
グリーンオニキス 1石(ミニボタンカット)
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【サイズ表記】
ペンダントのサイズ 縦 約 5.5 cm
横 約 2.5cm(最大)
メインの中央の石は、クロムダイオプサイトのブリリアントカット。
石の留め方も毎回工夫しながら変えてるんですけど、カチッとバランスよく留められたのをいい事に。
他の石たちを盛り込んでいくと。
だんだんと、深淵へ。その奥へと導かれていきます。
ふと浮かんだのは、ベル○ルクという漫画のベヘリット。(汗)
この漫画ねー、めっちゃグロい描写が多いんだけど、ストーリーがすごく面白くて、昔ハマって読んでましてね。
その中で、あまりよろしくない(むしろ害悪)アイテムとして出てくるんですね。
そんなイメージがぽんと浮かんで若干びびる(汗
このクロスも、石を盛り込んだ後に、ぎょろり、と品定めされているような感覚を受けました。
瞳を表すような配置。
白と黒の対比。
青紫のアイオライトは、この作品では黒っぽく。
アクアクリスタル、ホワイトトパーズは本来は透明なのだけどより白く感じられて。
はっきり、くっきりと対比、対峙していて交わることがない印象。
中央のクロムダイオプサイトを覗いた瞬間から。
貴方は心の深淵へと導かれてゆく。
視線はゆっくりと、クロスの先のグリーンオニキスへ。
明るい緑色。クロムダイオプサイトの緑も、透明感のある美しい緑色なんですが。
この作品では、盛り込んだ全ての石から
自分を見透かされているように感じられる。
もしかしたら、
その場所では
己が最も恐れている何かを
直視する事になるのかも。
ひえーε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
やだー。と
私は逃げたくもなりますが。笑
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
というニーチェの言葉が浮かびました。
(ベル○ルクにも確か同じ言葉が出てきます)
作品のテーマとしてはこんな風に、ダーク(?)な側面があるんで、欲しい人がいるかどうかでいうとだいぶ怪しいんじゃないかと(←オイ)思うんですが。
善と悪、良いとか悪いとか。
そんな分類とは別の。
自分の中で最も恐れているものとの対峙。
これは、一般的に”怖い”とされるもの、という事もあるだろうし。
他の人にとっては何でもなくて、どうしてそれがそんなに怖いの?と不思議がられるような。そこまで脅威だとは思って無いもの、とかも含まれるのかなと思いますが。
とにかく、本人からすれば、めちゃくちゃ怖い!!と思っているもの。
実はですね、この作品が出来上がった数日後くらいに。とても印象的な夢を見たんです。
それは地面に、このクロスがぶすりと刺さっていて。
私はそのクロスを引き抜くこうかとイメージした瞬間に、地面がごごごごっと盛り上り引っ張られて。大地に大きな穴ができあがって、地下への扉が開いていく。
そんな夢でした。
作品が夢に出てくる、というのは初めてだったのでちょっとびっくりして記憶に残ってたんですけど。
この夢を見た時に、何か大きな物事が動いてくような感覚があったんですね。
※そしたら、我が家では只今、超絶びっくり!大きな転機のような出来事(しかも一般的に見れば悪い出来事)がリアルタイムで進行中なんですが。うえーん。(;д;)
この作品は、土台の時からドラ○エの最後の鍵みたいだなーって思ってましたし。
形としてはクロスなんだけど、感じる印象としてはやっぱり鍵の要素が一番強いので。
怖いものと対峙するかどうか。
それを使うかどうかも自分次第、という事なんじゃないかと思います。
ある程度レベルアップして、準備もできて、最後にようやく手にして開ける事のできる扉。
そんな意味合いもあるのかなと思いました。
現実が動く時って、それが良いにしろ悪いにしろ、ほんっとにマジで、めちゃくちゃ怖いですよね。
今まで当たり前だった日常がガラガラと崩れてしまったような感覚になるし。
自分にはどうしようもない。という無力感を感じる時もあるし。
そんな不安定な扉、誰だって開けたくないでしょ。
わざわざ、好き好んで深淵を覗き込もうとする奴なんていない。
はず。
はず......なんだけど。
だけど。きっといつか。
対峙しなきゃいけない日は来る。
それをわかってるのも。
自分自身、なんですよね。
この鍵は、本当は
悪いものでも良いものでもない。
それがどんな形であれ。
どんなに避けてきたとしても。
その結果、やっぱり目の前に現れてくる課題のようなもの。
その根本の部分てのが、この深淵に隠されてるんじゃないのかなと思いました。
対峙するだけの価値はある。
見つめてみるだけの、意味はある。
本当にそれが、怖いのかどうか。
確かめてごらんよ?
そんな事言う奴居たら、性格悪いなー(笑)やな奴だなー。(笑)とは思うんですが。
それでも、やっぱこえーと思えば一旦逃げても良いわけで。←w
だけど、やっぱり。
どう考えても、今だからこそ。
だと思うんですよ。
昔は無理だったかもしれないけど。
今なら受け入れられたり、乗り越えられるタイミングだったり。
いつのまにか、あの頃から成長してる部分もあって。
前向きでいられたり、真正面から対峙できる。だからこそ
現れたアイテム。
だから、これはネガティブでダークなイメージはあるものの。
実際にそれを克服して得られるものは、そのイメージを怖がって隠れて見えなかった、お宝の方なんじゃないかと思うんです。
苦手なままにしとくのか。
克服しちゃってお宝を手にしちゃうのか。
選ぶのは自分だから。
鍵は輝く黄金色で。
盛り込んだ石たちは、カットの入ったキラキラした石たち。
その深淵の奥底に眠る、お宝も恩恵も。
今の君だからこそ。
手にできるのだから。
cross-Abyss-
ショップブログでの、制作日記はこちらです。
【cross-Abyss-】Pendant Top
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【ご注意】
※上記の解説は、あくまで製作時に思った事や感じた事であり、このような効果があると保障するものではありません。
購入して頂いた方が、自由に感じるままに使って頂けたら嬉しいです。
※作品はアクセサリー制作用ワイヤーを使用した、手作り品ですので、衝撃を与えたり、強く引っ張るなどすると、変形や破損の恐れがありますので取り扱いにはご注意下さい。
※写真は明るさなどを加工している為、実物とは多少色合いが異なります。
販売価格 | 14,500円(内税) |
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