過去にイベント用に制作した作品です。
コチラの作品は、試作品価格としてお買い得になっています。
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少し気軽に、爽やかな風の魔法でも呼び出してみよう←と思いまして。
バックチャームのパーツに、五芒星のチャームを接着剤で貼り付けて。
その上から、プレナイトの8mm丸玉で風をイメージしながら、アーティスティックワイヤーのシルバーカラーで巻いてみました。
風と水の魔法が、魔法陣から浮かび上がる。
今回は、癒しの風と雨という感じの涼やかなイメージで。
シルバーカラーワイヤーと、プレナイトの薄っすら緑の部分は、見えない風の軌道が浮き上がる瞬間。
その中を、アマゾナイトと、ブルーベリークォーツの水が、ポタリポタリと雨音を鳴らす。
空から降る雨の雫が、水たまりに落ちて、風と水の波紋を立てて広がってゆく......
そして、水たまりに雫が落ちた瞬間の、ミルククラウンのような水飛沫を表したようなクラック水晶。
制作日記を書く時に、ふと五月雨という言葉が浮かんだんですけども。
この言葉を調べてみると。
梅雨時期の雨を表す言葉の意味合いと。
断続的にいつまでもだらだらと続くことのたとえ。
の二つの意味があるそうです。
この五月雨という言葉は、私にとっては何故だか、あまり良い意味に感じられないなぁとその時に思ったんですよ。笑
五月病という言葉もありますし、なんだか、気持ちが塞ぎがちな言葉にも感じたといいますか。
しかし、雨が好きな人もいると思いますし。
テーマ的にもこの作品は癒しな感じなのにどうしてかなぁ?と考えた時に、ふと気がつきました。
これは私が作品に対して感じた、勝手な解釈なんですけども。
五月雨という言葉に、梅雨時期の長雨や、鬱々とした長く続くどんよりとした雨をイメージしてしまう時に。
これは、自分の中に降り続く悲しみの雨、ネガティブな、気持ちが凹むような感じの止まない雨なのかなと思ったんですが。
そこに、風が加わる事で動きが生まれて、すごく爽やかなイメージに変わるのかなと思ったんですよ。
単純に風と雨が合わさったものではなくて。
五月雨の中に、吹き抜けてゆく爽やかな風が加わり。
停滞して、だらだらと同じ何かが続いてゆく気がしていた、そんな気持ち。
変化のなかった塞ぎがちな部分の、空気が入れ替わってゆく。
長く続く、鬱々と感じていた雨に、この風が加わる事で。
ただ止まずに降り続いていた雨が、"癒しの雨"という認識に自分の中で変化して、受け入れてしまえるような気がしたんですよ。
その瞬間、風と共に、この雨さえも癒しの魔法に変わるのかなと思ったんですよね。
長雨にどれほど鬱々としていたとしても、その中で自分の中の何かがやがて浮き上がり、洗い流され。
そして、風が新しい空気を入れ変え、違う何かを指し示してゆく。
今がどれだけ停滞していても。
何の変化も見出せずに、嘆いていたとしても。
その涙が、その雨がやがて心を癒して。
いつか、吹き抜ける風と共に、心に虹がかかってゆくから。
例えるのならこの作品は、
雨上がりに、雲間から太陽が輝き始める直前の光景。
まだ、ポタリ、ポタリと、雨の雫が空から舞い落ちて。
沢山の水たまりに波紋が広がる。
そこに、台風が去った後のような、何もかもをスッキリとさせてゆくような、吹き抜ける爽やかな五月の風と共に。
見上げた空にかかる虹と、ありありと感じる、心の変化。
五月雨の中。
長い、長い梅雨の、雨の中を立ち止まり。降り止まぬ雨に嘆きながら。
空と共に泣いていた貴方へ。
吹きぬけるこの風と共に。
癒しの雨へと変わる魔法を。
剣と魔法シリーズ。
召喚魔法-五月雨の風-
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
販売価格 | 4,000円(内税) |
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