※『送料について』
LEDランプシリーズは、全てクロネコヤマト宅急便のみになります。
※こちらの作品は、コースター型LED台座と、氷型LED、スタンドが付属いたします。
コースター型LEDは7色の光が順番に変化しますので、色の固定ができません。
氷型LEDは、スイッチひとつで7色の光の固定ができます。
この作品のその他の写真はコチラへどうぞ。mixiページ「虹色の花」
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
ドラゴンの巣
虹色のような、玉虫色の、コーティングクリスタルを沢山使用して。
ドラゴンのお家、ドラゴンの巣をイメージして、鳥かごを飾り付けてゆきました。
過去に作ったLEDランプシリーズとは、また少しだけ作り方を変えて。
暗めの怪しげなコーティングクリスタルと、スモーキークォーツの黒い色をメインにしつつ。
ガンメタワイヤーを編み込むように重ね合わせながら、ドラゴンの身体や、包み込むような巣の形に見たてていきました。
それだけだとちょっと暗すぎるので、アクセントに、フロストクォーツや、水晶の原石など、様々な形の水晶を要所、要所に取り付けて、暗くなりすぎないように気をつけたんですけども。
全体的に見れば、非常に怪しげな見た目の(爆)ランプになってしまいました。
日の光を遮り、光を拒むように。
薄暗い、洞窟の中へと逃げ込み、迷い込んでゆく。
そして、足を踏み入れた先に。
暗い、暗い、洞窟の奥底で、見えてくるもの。
闇の中、目を凝らして出逢うドラゴンさんは、見た目こそ怖そうな、ダークな色合いはしているものの。
巣や、お家を守るように。
鳥かごに巻きつき。
愛情深く、生まれたばかりの赤ちゃんドラゴンを育てているように見えました。
見た目の怪しさとは裏腹に、
この作品は、育むというのがテーマなのかなぁと思うんですよね。
そして、中央のサンキャッチャーの30mmを取り付ける際に。
写真ではさっぱり見えませんが、小さなドラゴンの羽をワイヤーで作ってぶらさげていますんで。
サンキャッチャーのキラキラしている部分は、まさに、生まれたばかりの、よちよち(?)可愛い赤ちゃんドラゴンそのものなのかなーと思いました。
可愛さにメロメロになるような、愛嬌たっぷりな、小さなドラゴンさん。
自分にとって大切な存在を護る事。
そして、育んでゆく事。
この鳥かごのドラゴンさんは、その二つを重視して、己の身体を巣に巻きつけるほどに。
洞窟に同化してしまいそうなほどに。
愛情深く見守っている。
一粒だけ取り付けたガーネットは、ドラゴンの瞳のようにも見えて取り付けてみたんですが。
それが、なんだかおちゃめで、可愛らしく。
赤々しい強さよりも、何故か。
優しい、優しい眼差しに感じられました。
普通なら、こんな怪しげな洞窟に足を踏み入れてくる人なんて居ないだろうし。
部外者は絶対、立ち入らせないよ!て感じの雰囲気かとおもいきや。
どうも、このドラゴンさんに縄張り意識というのはあんまり無いような感じで。
貴方を一目見るなり、信用して喜んで招き入れてくれます。
巣の中を見渡して、スクスクと育っている小さな赤ちゃんドラゴンに懐かれて遊んだりして、もしかしたら、一緒にお世話をすることになるのかもしれません。
大きなドラゴンのお家で。
赤ちゃんドラゴンと一緒に育つような。そんな感覚と。
大きな大きな、お母さんドラゴンさんにガッチリ護られているような感覚。
LEDランプというくくりではありますが、この作品は少しだけ特殊で。
ただキラキラした美しい場所を表してるんじゃないんですよね。
むしろ、逆で。
薄暗い、大きなトンネルのような洞窟の中。
ジメジメして湿気がありそうな。
鍾乳洞が続いていそうな。
映画やアニメに出てきそうな、いかにも危険そうな洞窟の中で。
自分の中で最も、大切な光。
護るべきもの。育むもの。
大切な、大切な、何かを見つける。
そのドラゴンさんとの出会いで。
ふと、自分の中で気がつく気持ち。
可愛い!と小さな赤ちゃんドラゴンを抱きしめて。お世話をしながら、自分の中で育まれてゆくもの。
大きなドラゴンさんに、赤ちゃんと同じように護られている事を知って。
初めて気がつくもの。
私の中に、それほどに護りたいものがあるのだろうか。
私の中に、それほどの愛情をかけられるものが、あるのだろうか......?
この、赤ちゃんドラゴン、というのは比喩ですので。
大切なものは、子どもや赤ちゃん限定という訳じゃないと思うんですよ。
一体、自分は、どこまでの愛情をかけて、何かを育てる事ができるのだろう。
そんな、疑問のようなもの。
大きなドラゴンさんの存在に感化されて。
ふと、自分の中の心を、探ってゆく。
そして。
この、ドラゴンの巣のイメージとは別に。
ランプを見つめながら。
孤独な魔女の姿も、感じていました。
前回のアメジスト・ドレスの魔女さんが、皆に好かれるような、シンデレラの魔女イメージなら。
こちらの魔女は、マレフィセントな雰囲気の闇側、悪側のイメージなんですよね。ww
なので、それも合わさると。
本当に暗さが際立つようなイメージのランプではあるんです、が。
その闇の部分、暗い洞窟の中で。
人から蔑まれ、疎まれ。恐れられ。
最後には、石を投げられ、ここまで逃げ込んできた。
誰かに大切にされた事が無くて。
自分が大切だと思える人も居なくて。
それ故に、今までは自分本位だったり、自己中心的だったりだとか。
歪んでいて、自分以外のものに興味もなく、大切だとも思えず、自分の為だけに生きてきたような。
そういうイメージの、心が凍りついたような魔女さんが。
そのドラゴンさんとの出会いで、少しずつ、氷が溶けるように、変わってゆく。
日の当たらぬ場所へと逃げ込むように、さらに暗い方、闇の方へと、洞窟を進んでいた筈なのに。
そんな自分を、何にも疑わずに信用して、巣へ招き入れる懐の深い、強大なドラゴンと。
小さな、小さな、可愛い赤ちゃんドラゴンに何故か、気に入られ、懐かれてしまって。
最初は行くアテもないからと。
仕方なく、嫌々、遊んでいた筈なのに。
心に少しずつ、少しずつ。
今までに無い、光が宿りはじめてゆく。
大切なもの。大切な気持ち。
それはとてもこそばゆく。
心の闇を照らしてゆくもの。
頑なだった心を、溶かしてゆくもの。
いつの頃からだろう。
魔女はそのドラゴンの巣の中で、
赤ちゃんドラゴンと共に、笑いあって。
本当に護りたいものに気がつくのかもしれません。
そして、それを見守る、とても、心の広い、器の大きなドラゴンさん。
きっと、育てている真っ最中の赤ちゃんドラゴンも。
そして、迷い込んできた魔女さんも。
大きなドラゴンさんの前では、分け隔てなく、どちらも同じで。
ありったけ注がれる愛情に、魔女は戸惑い。
また、心が揺り動かされてゆく。
例えば、これは。
魔女が出逢った存在が人ではなく。
ドラゴンだったからこそ。
こういう気持ちになれるのかなとか思ったんですよ。
散々、忌み嫌われ、自分でも嫌いだった人の姿ではなく。
見た目も、生活も、何もかも違う。
自分とは異質の存在に出逢ったからこそ。
心を開けるということも、あるのかもしれないなと思いました。
この、魔女にとっては。
このドラゴンの家族との出逢いは。
大切な、大切な。
闇の中に灯るような。
暖かな光をくれた存在。
種族も、そして、光も闇も関係ない。
愛情の繋がり。
家族のような、繋がり。
出逢えて……良かった。
気がつくのはあまりに遅すぎたのかもしれない。
自分がずっと、求めていたのは。
ここに在ったのだ、と。
LEDコースターを乗せると、その大きな、大きな洞窟と、鍾乳洞と、ドラゴンの巣が映し出されるような雰囲気で。
壁に、その場所が描かれてゆきます。
そして氷型LEDを入れると。
赤色が似合うなぁと思ったんで、それで写真を撮ったんですが。
どくん、どくんと。
まるで、命の鼓動のように。
または、ドラゴンが吐く激しい炎のように。
赤々とした色にセットすれば、エネルギッシュな、ドラゴンのランタンに早変わり。
この氷型LEDの色は、スイッチ一つで変更できますので、お好みで色んな表情を楽しんで頂けたらと思います。
暗い湿った洞窟の、奥底。
逃げ込んで、迷い込んで。
最後の行き止まりで出逢った。
優しいドラゴンの家族達。
その、ドラゴンとの不思議な交流が、
貴方の心に、変化をもたらす。
大切な、護りたいもの。
私の中に、今までこれほど大切だと思えるものが。
在っただろうか......?
洞窟の暗闇の中にそっと響き渡る、笑い声。
貴方の、心の奥底の洞窟に。
暖かな光の、灯火を――。
そんなイメージの作品なのかなーと思います。
販売価格 | 17,000円(内税) |
---|