【Sword-Blue flame-蒼炎の剣】

23,500円(内税)

商品の説明






※こちらの作品は、アーティスティックワイヤー角線(四角い線)と丸線を混ぜて制作しております。

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Sword-Blue flame
-蒼炎の剣-


巨大な、青き炎の翼。
それを纏う、蒼炎の剣。

全てを焼き尽くしても飽き足らない。

それは赤い炎よりも、強く。鋭く。

まるで、跡形も無く。
チリも残さず、一瞬で溶かされてしまいそうな程に、熱い。

青き炎が私に、囁きかける。

暴走してしまいそうな気持ちを
コントロールしろ。

全てを受け止めるように。
静かに。

落ち着いて。

この剣を握りしめ。
ジリジリと焼け付くような痛みと共に。

ずっと閉じていた瞼を開いて。
ゆっくりと、前を見据えた。

見えるのは。
私を護るように、広げられた翼。

大丈夫だ。

震えそうな心に、何度も言い聞かせる。

燃え盛る青い炎が。
翼が。

私を値踏みしていくように。

やがて、全ての。
視界さえも蒼く染めて。

包み込んでいった.......



ガスバーナーの炎のようなカヤナイトの原石を刀身に。
シルバーカラーの丸線と角線を混ぜて作ったこの剣。
カヤナイトの刀身と、ワイヤーの柄の部分を、どんどんと覆いつくすような勢いで、うねるような青い炎が剣のまわりを彩って、包み込んでゆきました。

ブルーアパタイトや、ラピスラズリの、夜空のような濃ゆい青色が弾けるように。それぞれの方向へ、鋭く刺すように、燃え上がってゆく。

それは、消せない炎。
消えない、炎。

その炎の揺らめきや、残像を表したようなアクアマリンの水色と。
ネオンブルーアパタイトの細かいさざれは、と、アイオライトで、より、炎の動きやうねりを表しているように見えました。

写真や絵のように、固定されてしまった炎ではなく。
常に燃え続け、形や色が微妙に変わってゆく青い炎をイメージして。

さらに立体感を増す為に、紫のアメジストのさざれをアクセントに使ってみました。


そして、剣の中央にも、六芒星のチャームと、ローズアメジストの枠留めファセットカットを重ね合わせまして。

剣の柄に埋め込んだ魔法陣から、青色の炎を呼び出してゆくようなイメージで。

より、魔法の剣のような雰囲気を出してみました。

とっても強そう。
豪快にバシバシと剣を振るい、
炎を撒き散らしているように見えるこの剣。

その、あまりに大きな炎は、翼の形を成してはためき。
柄の部分にまで燃え盛ってしまったので。

たぶん、掴める所は、この細い部分だと思うんですが。笑





形としては剣をイメージして作ったのだけど。

どちらかといえば、チェーンソーみたいな感じもするなと思いました。笑

青い炎で、なんでもスパスパ!っと、
溶けながらサクサク切れちゃう!
みたいな。



しかし、そんな強さとは裏腹に。

実は作りとしてはとてもとても繊細で。
まるで、
ガラス細工のように、細やかで。
見た目もとても透明感があります。

なので。

これはもしかしたら、ぱっと見の豪快さや華やかさとは真逆の性質の剣なのかなーと思いました。


最近、ドラクエにハマってるので、例えがドラクエ風になってしまいますが。笑

剣士が使うには、炎を呼び出せず。
魔法使いが使うには、炎は呼び出せれど、非力過ぎて剣が振れない。

だからこれは、きっと。
魔法戦士が使用するような感じで。

両方の職業になって始めて扱えるような剣。

という感覚でした。


剣の柄にまで燃え上がる程の、大きな炎の翼が浮かび上がる。

何でも叩き切れば、燃やせば良いってものじゃない。

感情に任せてぶん回せば、やがて身体ごと振り回されて。
強力な力を使いこなすこともできずに、アタフタするのがオチだ。

冷静に先を読み。
その、青い炎の使い道を、

自ら、慎重に選び取ってゆく。

それは。

物凄い精密さと、繊細さと、経験を要求される。

まるで、ガラス細工を作る職人のようなイメージで。

必要な分、必要な時。
適切に、青い炎を呼び出して。

掴みとってゆくもの。
形を成してゆくもの。



簡単なようで。
それは職人芸のように、積み重ねた感覚や経験だけが頼りの作業で。
炎が多すぎれば、自らの手を焼き切ってしまうような。危険さを伴う。

だから、非力なままでは扱えないのだ。

力も、技も。精神も揃ってこそ。

だからこそ、この剣を持つ者は。
常に問われるのだ。

ただ、鋭く切れれば良いのか。
ただ、炎を呼び出し、対象を燃やせればそれでいいのか。

そして、常に自身に問いかけるのだ。

これ程の高温の炎が必要なのは、何故なのか。
これ程の剣を、扱う必要があるのだろうか。


そんな風に見てみると。
この剣の繊細さと、強大な翼のような青い炎は。

何かを切る!倒す!というよりも。

溶かす!!とか。
変容させる!!

とか、そういう意味合いの方が、かなり強い気がしていまして。

それは、まるで。

新しい何かを、溶かして生み出す為に現れた炎のようにも思える。


だって、何かを倒す武器として使うには危険過ぎるだろうし。
これ程の剣で、一体、何と戦うというのだろうか。

より、強く。鋭く。
そんな風に強さだけを求めてしまった挙句の果てに、出来上がったこの剣を。

扱える者は誰もいなかった。

なんて、ファンタジー漫画にありがちな設定とオチが見えてくるんですが。(笑



でも、生み出す為に使うというのなら。

この剣には、新しい何かを生み出したり、作り出したりする。
無限の可能性があるような気がしたんです。

今までは、できなかった。
今までは、想像だにしなかった。
今までの、道具では、温度では、環境では無理だった。

そういう、"今まで"はこうだった。

という、思い込みや、既成概念さえも、全て溶かして作り変えてしまうように。

新しい、ワクワクするような何かを手にした時のように。

使い方次第で、如何様にも。
溶かし、変容させ。

新しいものが生み出せてしまう。

そんな、不思議な。
魔法の剣。






そうさ。驚いたかい?

何かを倒すコトしか見えてなかった君には。
今まで思いつきもしなかっただろう。


実は、この剣を作っている時に、頭に流れていたBGMは、マリスミゼルのイルミナティでして。(懐かしい 笑)

超怪しさ全開!なこの曲を思い浮かべると。。

この剣のはじまりは。
魔術的な怪しさ、魔法の実験の果てに生み出されてしまったもの。

という裏設定のようなものが、見え隠れしてるんですよ。ww

怪しげな実験を繰り返し、 魔術的な要素を組み込み、より強力な。より強大な炎を呼び出したまでは良かったのだが。

実験に加担した、ただの魔法使いや研究者には、この剣はとてもとても、扱えそうもなかったのでした。笑



だからこれを。
武器として見るならば。
ただただ、強大で強力過ぎて。
扱いにくい役立たずの剣なのかもしれない。

暗い過去を引きずって。
封印してしまったようなもの。

逃げても、目をそらしても。
過去は変えられず。
苦しんでしまうような、気持ち。

だけど。

武器ではなく。
倒す為ではなく。


別の、新しい使い方を生み出した瞬間。

その青い炎も。

剣を振り回す行為も。

何かを焼き尽くし、溶かすコトも。

全て。

破壊ではなく、創造に変わる。

それに気がついた瞬間の。
胸がすくような。

晴れやかな気持ち。


そうだ。
お前とともに。
これからは、

この炎で生み出してゆけばいい。

新しい夢が、次々と心から浮かび上がってゆく。



これは、そんな出逢いのエピソードがある剣なのかなーと思いました。



その剣が、どんな使い方なのかは、
私には明確にはわからないんですが。

なんていうか。

この剣とともに、諦めずに。
新しい使い方を見つけて欲しいなぁと思います。

過去がどうあれ。
出生がどうあれ。

例え、破壊の目的の為に生み出されたものであっても。



使い方は、持ち主が決められるのだから。

君はそれを、破壊の武器として使うのか。
君はそれを、創造の道具として使うのか。



実は、私には、もう見えているんだ。

だから君にも、きっと見えている筈さ。

それはとてもキラキラしていて。
美しい青炎を宿したように煌めいてる。

そんな、
"何か"が、出来上がると思うから。



青い炎というのは、なんだか私の中ではとても幻想的で。美しくて。

その炎に包まれていたら。
自分自身の心の、頑なだった部分さえも、強引に溶けてしまうような感じがしたんですね。

でも、炎なだけあって、ゆっくり促すとか流すとかよりも、いきなりドーン!て焼けて溶けちゃった!(汗)て感じで、かなりスパルタだなーと思います。←

1度溶かして不純物取り除いて新しい形に固める。みたいな作業というか。
(; ̄Д ̄)

でもそうしてみたら、今までよりも、もっと美しい何かを作り出せるコトに気がつくような。
新しいアイディアや、行くべき道が湧き上がるような。

そんな感覚だと思います。

だから、出来上がる"何か"は、物質的なモノだけとは限らない。

揺らめく青き炎を手に。
君は、そこから。

どんな美しいものを作り出し。
変えてゆくんだろう。



そうか!
こんな使い方も、あったのか!!!!

そういう嬉しい衝撃と共に。
何度でも、気づきをもたらしてくれそうな剣。


変わったのは私なのだろうか。
それとも、この剣が。
それを、望んでいたからなのだろうか。


呼び出かけに、
応えるように燃え上がる蒼き炎。


その翼のはためきは。

蒼き炎が作り出した、
ただの幻なのだろうか。

胸の奥で、受け止めてゆく度に。
新しい力が、湧き上がってくる。

晴れ晴れとした想い。

......そうだな。
恐れることはない。

お前と共に、
この新しい道へ行こう。


Sword-Blue flame-
蒼炎の剣


そんなイメージの作品なのかなーと思います。


ワイヤーのみで作った、小さな台座も付いています。

ちょっとオシャレで素敵な、卓上インテリア+”天然石を使ったお守り”として、見て飾って楽しんで頂ければと思います。



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【使用している天然石】

刀身
カヤナイト        1石(原石)


ローズアメジスト     1石(枠留めファセットカット)
ラピスラズリ       6石(穴あきタンブル)
アクアマリン       6石(穴あきラフロック)
ネオンブルーアパタイト 47石(さざれ)
ブルーアパタイト     2石+1石(6mm丸玉+さざれ)
ブルーメノウ       1石(4mm丸玉)
アメジスト        4石+4石(さざれ+ミニボタンカット)
アイオライト       6石(ミニボタンカット)




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【サイズ表記】

剣のサイズ   縦 約13cm
        横 約 3cm(最大)

ミニ台座   高さ 約 2.5cm


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【ご注意】

※上記の解説は、あくまで製作時に思った事や感じた事であり、このような効果があると保障するものではありません。
購入して頂いた方が、自由に感じるままに使って頂けたら嬉しいです。

※作品はアーティスティックワイヤーを使用した、手作り品ですので、衝撃を与えたり、強く引っ張るなどすると、変形や破損の恐れがありますので取り扱いにはご注意下さい。

※アーティスティックワイヤー(銅線にカラーコーティング加工)を使用しております。
*稀に変色したり、コーティングが剥がれる場合があります。

※写真は明るさなどを加工している為、実物とは多少色合いが異なります。

その他の詳細情報

販売価格 23,500円(内税)